04年12月16日〜22日 クリスマス用スモークチキン作り

17世紀初め、清教徒が布教のためアメリカ大陸へ渡った時、上陸して初めて食べたのが野生の七面鳥の肉。
それを記念してクリスマスに七面鳥を食べるようになったとか。
だからクリスマスには七面鳥だが肉屋のオヤジさんが「七面鳥は不味いから鶏の方が良いよ」とのアドバイス。
どうやらその辺が「クリスマスにチキン」のルーツらしい。
私はチキンなど食べなくても良いのだが、世間のお祭り騒ぎに便乗してクリスマスにスモークチキンを作った。



米国産 骨付き鶏もも肉
ソミュール液
 粗塩     240g
 砂糖     120g
 黒コショウ  60g
 人参          2本
 玉葱          4個
 セロリ         4本
 ニンニク        8片
 水            2リットル

人参、玉葱とニンニクは粗みじんに刻む。
上記の材料を鍋に入れ人参が柔らかくなる程度に煮た。

鶏もも肉は13.5kg入り1ケース、肉とソミュール液を
ビニール袋に入れ、空気を入れないように口を縛った。

冷蔵庫に入れ、全体に味が染み込むように
時々置き方を変えながら浸け込んだ。
皮をスモークすると硬くなって食べられなくなってしまうので
浸け込んから4日目、鶏腿を袋から出して皮を剥いだ。


軽く水で洗ってから吊るして
40分ほど強制乾燥して桜でスモークした。

右の写真は5時間程スモークしたもの。

スモーク後燻製した肉をビニール袋に入れ
75℃のウォーターバスに30分浸けた。
空冷して完成。

剥いだ鶏皮は串に刺して焼き鳥。

袋の口を縛る時、少しでも空気が入ると膨張して浮いてしまう

鶏皮、脂が落ちるのなんの


燻製へ